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[外交安保 · 政治] [김명자 회원] パンデミックを経験し、世の中はどのように変わったのか (中央日報, 2022.02.26)
Date: 2022-02-28

中央日報 |【中央時評】パンデミックを経験し、世の中はどのように変わったのか

 

2022.02.28

 

パンデミックは社会変動と権力移動、経済・通常の地殻変動はもちろん文化芸術と価値観の変化で世界を変えた。アテネ疫病(腸チフス・発疹テプスと推定)で20万~30万人を失ったアテネはスパルタが率いるフェロポンネッソス同盟に敗れた。スパルタに敗れた反逆罪で追放され、疫病で生き残ったトゥキディデスが書いた『フェロポンネッソス戦争史』(紀元前431~404年)は歴史上最初の疫病記録だ。

 

ローマ帝国はアントニウス疫病(天然痘・はしか、165~180年)で人口の25%を失った。皇帝マルクス・アウレリウス・アントニウスが戦場で疫病により死去し、パックス・ロマナは幕を下ろす。以後発生したキプリアヌス疫病(天然痘、251~266年)とユスティニアヌス疫病(ペスト、541~542年)はローマ帝国の滅亡を促した。結局、古代ヨーロッパを席巻したパンデミックで皇帝統治下の帝国時代は終息し、地方領主が君主として浮上する封建時代が開かれる。

 

大疫病でローマ帝国の衰退

中世フェストで封建時代の終結

世界大戦とパンデミック後の大恐慌

パーフェクトストームを克服可能か?

 

1300年代小氷河期 、世界は凶作・飢饉・大疫病を経験した。 1346年から3年間、ペスト菌で犠牲になったヨーロッパの人口は30~60%だった。すでに限界状況だった小作農制度は人口急減で崩壊し、地主たちは破産する。小農らは都市に流れ込み、小商工業労働者になる。共同生活で修道士たちが瀕死の状態になり、知識層言語であるラテン語は衰退し、英語・フランス語・ドイツ語を使う国民国家(nation state)が誕生する。この時から税制と貨幣制度、金融など資本主義経済・政治システムが形成され、西ヨーロッパ諸国は資源を求めて海外に進出する。

 

1492年、コロンブスの新大陸上陸以来、ヨーロッパ人は意図しない細菌戦でアメリカ先住民を皆殺しにした。1529年、スペインのエルナンド・コルテスがアステカ帝国のテノチティトランを陥落させたのも、致命率70~90%の天然痘だった。1531年、スペインのフランシスコ・ピサロの168人の兵士がインカ帝国の8万人の兵力を倒したのも、天然痘ウイルスが害したものだった。

 

1803年、ナポレオンはフランスの植民地ルイジアナをわずか1500万ドルで米国に売却した。アフリカの黒人たちを奴隷船に乗せて、新大陸に乗り出すときに付着した黄熱病ウイルスがハイチの終身総督を自任したナポレオンの兵力5万人のうち4万7000人を殺したためである。黄熱病によってアメリカ領土は倍増し、西部開拓時代が開かれる。

 

1918年のインフルエンザパンデミックによる1年半の間に世界人口18億~19億人のうち5億人を感染させ、5000万~1億人を犠牲にした。カンザス州ヘスケル郡の兵営で発生したインフルエンザウイルスは、1918年に米国の本格派兵でヨーロッパに移った。すでに1917年にヨーロッパでインフルエンザが流行ったという説もある。とにかく第1次世界大戦(1914~19年)の塹壕戦と兵士たちの帰還でインフルエンザは最短期間に最大人命被害を出したパンデミックになった。

 

最初の世界大戦とパンデミックに一掃された1920年代の世界はどうだったか。米国は1920年の大統領選挙で「正常への復帰」を掲げたウォーレン・ハーディング(1921~23年在任)を選んだ。ハーディング政権は減税政策を実施した。1923年の景気は一時期生き返るようだった。ちょうど二次産業革命後期の新技術で電気、自動車、鉄鋼産業などが成長を牽引した。ラジオとテレビは全国を結び、株式を買うように宣伝した。

 

ハーディングの急逝で大統領となったカルビン・クーリッジ(1923~29年在任)も自由市場経済政策を固守する。株式市場は株価の10分の1だけで株式を買える信用取引制度で借金までして投資する賭博の場となる。株式投資のために文字を学ぶほどだった。1928年末に突然世界実物景気指標は急落する。1929年10月24日の「黒い木曜日」はウォールストリート証券市場の暴落を機に米国から発した大恐慌は全世界に野火のように広がる。経済破綻に乗じて理念的狂気のアドルフ・ヒトラーがドイツの政権を握り、米国は第二次世界大戦(1939~45年)を経て大恐慌から抜け出す。

 

1929年の大恐慌と2020年のパンデミックで共通するデータがある。どちらも米国の上位0.1%の浮遊層が占めた富が34%で、近世史で最もひどい貧富格差だったという事実だ。コロナパンデミックが資本主義の限界を表わしたという指摘が現れ、2020年の世界経済フォーラムは50年前に掲げた「理解関係者資本主義」を再宣言した。価値創出と共有で企業は雇用人・顧客・供給者・地域社会・社会全般を対象に経済活動をしなければならなく、パンデミック危機克服のためには経済をリストラクチャリングして資本主義をリフォームしなければならないという要旨だ。

 

2020年のパンデミック対応の封鎖政策と景気浮揚策は、サプライチェーンの瓦解と国家負債の急増を誘発した。国家間、階層間貧富格差もさらに広がり、ポピュリズム政策は度を超えた。韓国の家計負債は37の主要国のうち1位で、国家のGDPを上回った。国内外で史上類のないパーフェクトストームが押し寄せる状況で、危機脱出の糸口はどこにも見えない。パンデミックパニック克服のための国際協力がこれまで以上に切実な時、ヨーロッパ発の戦雲はロシアのウクライナ侵攻で世界を混沌とした。地球村は果たしてどこに行っているのか。

 

キム・ミョンジャ/ ソウル国際フォーラム会長・韓国科総名誉会長・元環境部長官

 

Source: https://www.joongang.co.kr/article/25051635#home

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